地域のゴミと一緒に拾うものは…

     

 加須相愛会 瀧川 一夫

毎月第四土曜日は、加須相愛会の仲間を中心に一般市民(相愛会を中心に立ち上げた『自然環境を考える会』)と共に、清掃活動と自然観察を実施しています。緊急事態宣言中はオンラインによる自然観察会のみ実施してましたが、清掃活動の後、木陰で野外誌友会を行う事もあります。六~七人、多いときは十人を超えるときもあります。

 家庭菜園やノーミート料理などを話し合い、この時いつも最初の言葉が決まって「ゴミ拾いすると何か気持ち良いね」と誰ともなく言います。

 駅頭で赤い羽根募金した時や、落とし物を届けて喜ばれた時の気持ちと一緒ですが、なぜだろうか、何か世の中の為に立っている、そんな気持ちからだろうか?

 地域を綺麗にする想い、プラスチックを海に流さない気持ち、その他にも各自夫々の深い想いが有るのだと思う、だから何年も継続しているのだと思います。そしてその日は一日気分良く過ごせます。

メンバーの中にはここで知り合ってその後、大の仲良しになった方もいます。

 おいしいノーミート料理を教わり家族に喜ばれた方、いつの間にか家庭菜園に目覚めた方、きっと私たちメンバーはゴミと一緒にたくさんの幸運も拾っているのだと思います。

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