202601月号 元に帰る

 明けましておめでとうございます。
 令和8年(2026年)の素晴らしい年が明けました。今年はうま年で丙午の年です。
 丙午は、60年に一度やってくるそうですが、意味として丙は陽の火、午も陽の火をあらわします。「火の気が満ちる」非常にエネルギッシュでパワフルな年とされています。
 『日々読誦三十章経』(谷口雅春先生著)の一日の経言には『天地のはじめは今を始めとする理あり。』という文章から始まっていますが、以前、講師の研鑽会が原宿の本部で行われていた時分にテーマが「初心に帰る」という時がありました。そのことについては、以前理事長でした山口悌治先生の著書「中のこころ」(日本教文社刊)に次のように掲載されています。
 『かつて、「初心に帰る」というテーマで実相研鑽会が行われた時のことでございます。その時、「初心に帰る」とは、自分が初めて教えに触れた時のあの純粋な感動、そこへ帰ることを初心に帰ることだと答えられた方もありました。また日々に新たに生まれるということが初心に帰るということだと話された方もありましたし、吾身を人類光明化運動の為に献げようと決意を行った時に帰ることが初心に帰るということではなかろうかなど様々な意見が述べられました。その時、最後に総裁先生(当時は谷口雅春先生)がお立ちになられまして、初心に帰るということの根本義は何処にあるかというと、天地の初めの時に帰ることである。己を天地の初めのとき、そこへ自分のいのちを帰すことである、それが初心に帰るという根本義であるという誠に厳粛極まりないお話がございました。』
 つまり自分の意識を根源の世界に帰すことです。いままで、駄目な自分をつかんでいた心を神の子の自分、天之御中主大神と一体の自分に帰していく、これが大切です。年の初めにスタートラインをどこに置くかが重要です。総裁先生が昨年谷口雅春大聖師御生誕日祝賀式のごあいさつの中で、神想観の大切さを話されました。神想観は毎日新生する大切な行です。
 何があっても外(現象)に求めるのではなく、元(実相)に帰ることが大切です。『神皇正統記』に第11代垂仁天皇の皇女倭姫の教えがのっています。
「黑心なくして丹心をもて、清潔齋慎。左の物を右にうつさず、右の物を左にうつさずして、左を左とし右を右とし、左にかへり右にめぐることも萬事たがふことなくして、太神につかうまつれ。元レ々本レ々故なり。」と書かれています。本に帰ることが昔から言われています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です