202411月号 自分の運命に感謝

 朝晩少し寒く感じられ、だいぶ秋めいてまいりました。
 11月21日より22日まで秋季大祭が総本山で開催されます。11月21日の「第44回龍宮住吉霊宮秋季大祭」と「第47回龍宮住吉本宮秋季大祭」の斎主は総裁・谷口雅宣先生がつとめられ、白鳩会総裁・谷口純子先生がご参列なされます。
 11月22日は「谷口雅春大聖師御生誕日記念式典」が午前10時より行われ、開式から閉式までの模様を生長の家の公式ページにリンクされ、フエイスブックで同時配信されます。公式ページからそれぞれ視聴できますし、教化部でもスクリーンで視聴できます。式典の中で総裁先生のお言葉があります。是非ご視聴下さい。
『生長の家五十年史』に大聖師谷口雅春先生の御生誕のことが次のように書かれています。
『谷口雅春先生は、明治二十六年十一月二十二日、父谷口音吉、母つまの次男として現在の神戸市兵庫区烏原町東所に誕生された。その日は、新嘗祭の前日で恰度陰暦の十月十五日の満月にあたり、その満月が西の山の端に沈みかかってはゐたが、まだ光を失はず、東方には曙のさし昇る太陽があり、ともに天空に輝いてゐる時であった。
《若し私がここに生まれなかったならば、生長の家も今、無かったと思ふのであります。人間がどこにうまれるかといふことはその人の運命を決定する最初の要素になるのであります》(「人間の運命・私の運命」)』
 ここに書かれていることを自分に照らしてみますと、私は東京の武蔵野市吉祥寺で生まれました。もし同じ親でも、他の所、隣の武蔵境や西荻窪に生まれたらどうなっていたかを思うとだいぶ運命が変わっていたと思います。父親は背がちょっと低かったので兵隊にはとられず戦時中に私が生まれました。母親は目が悪かったので友達から生長の家を勧められ入信しました。母から生長の家を受け継ぎ、青年会に入りました。その青年会は隣の三鷹と一緒の青年会でしたので、会場主の鹿沼景揚先生とのご縁を頂きました。そして教育方面は嫌いでしたが勧められた生命学園に入りました。本部に入るという事も勧められ、なかなか決意が出来ませんでしたが意を決して職員になり、同じ職場の人との結婚のご縁も出来ました。そこから賑やかな家庭が生まれ、今の教化部長の立場も生まれました。
 我々がどの親の元に何処に生まれるかによって、その出会いが生じ、人間関係が出来、色々な経験が生じます。今いる環境はその人にとって、かけがえのない神の実現の場であると思います。

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